名詞ではなく動詞で
最近自分の中でヒットしているのが、「名詞ではなく動詞で物事を捉える」ということだ。
例えば、「製造」と名詞で捉えるとする。
そうすると、「どうやって(=how)」という連想は浮かぶが、それ以上はなかなか進まない。
これを、「製造」ではなく「(モノを)造る」と動詞で捉えるとする。
そうすると、「誰が(=who)」、「誰に(=for whom)」、「何を(=what)」、「いつ(までに)(=when)」、「どこで(に)(=where)」、「なぜ(何を目的に)(=why)」、「どうやって(=how)」というふうに連想がふくらむ。
そして、往々にして「製造」に行き詰まっている時は、、「どうやって(=how)」で行き詰まっていることが多く、「(モノを)造る」という観点に立てば、別の視野が開けるように思う。
言葉には動詞を名詞化したものが多くあるが、それは行為に対してネーミングをしたものである。したがって名詞で捉えると、元々の行動の目的や対象がニュアンスから抜け落ちてしまいがちなのだろう。
まだこのことを意識するようになって間もないが、何かに煮詰まった時や、知識が不十分な人への説明の仕方などを考える時、とても役に立っている。これからも続けて意識していこうと思う。
| 固定リンク
「学問・資格」カテゴリの記事
- 2018年末(2018.12.28)
- 9月は流され、10月に入った(2018.10.01)
- ひととおり過去問を当たってみた(2018.09.08)
- 経営情報の難易度の落差(2018.08.28)
- 過去問にぼちぼちと着手(2018.08.10)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント