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2008年11月

集中力は45分

 基本的には受験校には通わないと先日決めたが、まったくの独学というのも不安なため、一部通信講座を受けることにした。

 今日は、今年の受験で最も点が低かった経営法務のDVDを視聴した。

 視聴してつくづく思ったが、集中力が持続しなくなってきている。1回の講座が2時間半なのだが、せいぜい持ったのは45分だった。人の話をひたすら聞くだけ、という機会を普段持たないためだと思う。

 自分は割とひとつのことに長時間のめり込むタイプだと思っていたが、前職も含め細切れの仕事を同時並行してこなすことを強いられることが多く、いつの間にか苦手だったそちらの方法に慣れてきてしまっているようだ。

 視聴している途中、なぜか近所でパトカーが6台も来る事件が起こり(結局なんの事件だか不明)、なんやかんやと落ち着かなかった。3連休のうちに一気に2講座分5時間を視聴しようと思っていたが、1講座で終わってしまった。

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組織はなぜ内向き志向に陥るのか

 以前、「戦争はなぜなくならないのか」という話になったことがある。

 その時はうまく頭を整理することができなかったが、今あらためて考えてみると、「人間に欲望と、その裏返しである嫉妬心がなくならない限り戦争はなくならないのではないか」と思う。

 断わっておくが、戦争を肯定しているわけではない。戦争はやめるべきだと思う。ただ、「~すべき」と書いて、「~することはできないことが多い」と読めることが往々にしてあることも事実だ。

 戦争が愚かなことであり、非生産的であることは多くの人間が知っているはずなのに、なぜ止まないかと考えた時、本能―戦争をしたいというより、他人より少しでも自分の方が有利でいたいという自己愛もしくは自己防衛の本能―が根本にあるからではないかと思う(くどいようだが、戦争には反対である)。

 経営の3要素はヒト、モノ、カネだが、モノもカネもヒトあっての話である以上、つまるところ経営とはヒト(が為すもの)であるということになる。

 最近は、企業や組織の不祥事を聞かない日がないくらいの日々が続くが、個々の原因はともかくとして、根本にある原因は、戦争と同様、人の心にあるように思う。

 すなわち、自分が属している集団内でよく思われたいという気持ちが、内向き志向を生み出し、本来であれば外部(消費者など)に向かわなければならない目線を摘んでしまうように思う。

 組織構造や組織構成員のモチベーションなどを論ずる時は、議論のための議論を行うのではなく、「ヒトとは、自己愛が強いものである」という前提に立って考えを巡らした方がよさそうだ。

 なんだかとりとめがなくなってしまった。

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ビジネス実務法務検定、申込みは終わっていた

 ビジネス実務法務検定の3級のテキストを読み始めた。

 今年の診断士試験の経営法務が不振だったので、少し腰を落ち着けてじっくりと取り組もうと思った次第だ。

 何かがよく理解できない時というのは、そもそものバックグランドがよく分かっていないことが多い。

 例えば、幕末の歴史がよく分からない時というのは、江戸時代の社会の成り立ちがよく分かっていないことが原因だった、などということと同じだろう。

 経営法務の場合、出題の2本柱は会社法と知財で、それに民法等その他が加わるという構成になっている。

 このうち会社法関連が2割の出来で、これが低得点、ひいては全体の不合格につながったのだが、ではいきなり会社法に的を絞って勉強していいものか少し考えた。

 これまで勉強してきてなおかつ惨敗という結果を振り返ってみた時、法律が持っている考え方といったものがよく理解できていたかったのではないかと思う。

 なので、直接は経営法務に関係ない箇所も含めて、ビジネス上最低限必要な知識は何かという観点から、まずは法律のベーシックな部分を押さえるところから再出発を図ろうと思う。

 ただ残念なことに、12月の試験の申し込みは10月末ですでに締め切られてしまっていた。その次は来年の7月になりそうだ。8月が診断士の1次試験なので、ビジネス実務法務試験の受験機会はもう無いかもしれない。ちょっと張り合いがなくなってしまった。

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名詞ではなく動詞で

 最近自分の中でヒットしているのが、「名詞ではなく動詞で物事を捉える」ということだ。

 例えば、「製造」と名詞で捉えるとする。

 そうすると、「どうやって(=how)」という連想は浮かぶが、それ以上はなかなか進まない。

 これを、「製造」ではなく「(モノを)造る」と動詞で捉えるとする。

 そうすると、「誰が(=who)」、「誰に(=for whom)」、「何を(=what)」、「いつ(までに)(=when)」、「どこで(に)(=where)」、「なぜ(何を目的に)(=why)」、「どうやって(=how)」というふうに連想がふくらむ。

 そして、往々にして「製造」に行き詰まっている時は、、「どうやって(=how)」で行き詰まっていることが多く、「(モノを)造る」という観点に立てば、別の視野が開けるように思う。

 言葉には動詞を名詞化したものが多くあるが、それは行為に対してネーミングをしたものである。したがって名詞で捉えると、元々の行動の目的や対象がニュアンスから抜け落ちてしまいがちなのだろう。

 まだこのことを意識するようになって間もないが、何かに煮詰まった時や、知識が不十分な人への説明の仕方などを考える時、とても役に立っている。これからも続けて意識していこうと思う。

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「経営の力学」はバイブル

 11/10に買った本のうち、「経営の力学」を読み終えた。

 とにかく一言一句がビンビンと心に突き刺さる。

 最も印象的なのは「性弱説で人を見る」ということだ。

 性善説でも性悪説でもないところがミソだ。

 著者の伊丹さんのような方にこそ、中小企業診断士の試験委員になってほしいと、つくづく思う。

 この本は、内容の広さといい、深さといい、分かりやすさといい、他の経営本の追随を許さないと思う。極端な話、書店の「経営」コーナーにはこの本さえ置いておけば他はいらないとさえ思う。

 バイブルとしてずっと手元に置いておきたい。

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「3時間遅れの2次本試験模試」の結果

 去る10/19(日)に行われた「3時間遅れの2次本試験模試」の結果がLECから返却されてきた。

 判定は、事例Ⅰから順に、C、B、C、Cだった。

 Dがひとつも無かったことに安心をすべきか、Aがひとつも無かったことを残念に思うべきか。

 1次試験に落ちて以来まともに勉強していなかったことを考えれば、判定の結果よりも、回答欄の9割を記述できたことを良しとすべきか。

 とにかくこれで、今年の受験に関する自分のデータが出そろったわけだ。

 もう11月も半ばにさしかかった。来月は師走で、すぐ年明けとなる。

 来年の受験に向けてしっかりと戦略を練っていこうと思う。

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本を3冊購入

 昨日本を3冊買った。

 いずれも「こんな本が読みたいなあ」と思っていた矢先に出合えた本だったので、とてもうれしかった。

1)「経営の力学」(伊丹敬之・著)

 伊丹さんの説くところは、私の中に非常にすんなり受け入れられるものがあり、これまでもエッセイや著書を好んで読んでいた。

 これまでの著書の「経営を見る眼」、「よき経営者の姿」などは、「経営とはつまるところ何なのか」という私の問いに応えるところ大である。伊丹さん自身、「経営とは」ということを20年以上考えてきたそうだ。

 今回の「経営の力学」は、「経営を見る眼」の姉妹編ということで、すぐに購入を決めた。経営を「力学」という観点で見るということは、おそらく「人の集団・組織をまとめあげていくうえでの法則性を見出す」ということなのではないかと思う。期待して読みたい。

2)「人口学への招待」(河野稠果・著)

 「少子化」の声をよく聞くようになって以来、人口が社会に及ぼす影響について興味を持つようになった。

 例えば、少し前に読んだ「大飢饉、室町社会を襲う!」(清水克行・著、吉川弘文館)という本で、中世の日本では女性は男性より1.5~2倍の数いたらしい、という推測がなされている。人口の正確なデータがない以上、あくまでも推測でしかないようだが、どうも目に見えて女性の方が男性より多かったようだ。

 これを需要と供給の関係という観点で見ると、男尊女卑という日本のこれまでの風習が分かるような気がする。つまり、数の少ない男性に希少価値が出たと言えるのではなかろうか(もちろんこれは私の個人的な推測である)。

 あるいは、日本人は規律好きと従来言われてきた。だが、日本の単位面積当たりの人口が、他の国や地域と比較して多いのであれば、規律が必要だったのではないかと思う。例えて言えば、ガラガラの電車内では大目に見られても、満員電車の中では許されない(=マナーが必要となる)というようなことではないかと思う。コメの人口扶養率(という言葉はないかもしれないが)や、山がちな国土を考えると、あり得る話なのではないかと思っている(これもあくまでも個人的な推測である)。

 上記ふたつの推測は推測として措くとして、要は、人の行動は知らないうちに外的要因に依拠しているのではないかと思うのである。外的要因のうちでも、人口という要因が占める割合は、けっして少なくないように思っていたのだが、なかなか適当な本がなかった。この本にはどこまで私の疑問に応えてくれるだろうか。期待したい。

3)「沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史」(佐野眞一・著)

 佐野さんは今や数少ない硬骨のジャーナリストだと私は思っている(肩書はノンフィクション作家、らしい)。これまでもいくつかの著書を読み、豊富な取材と論理的な思考にいつも感心していた。

 今回のテーマは沖縄である。しかも戦後史であり、「だれにも書かれたくなかった」ことである。あくまでも書名からの推測だが、タブーにひるむことなく沖縄の戦後史を庶民の目線で振り返ろうとしているのではないかと思う。それは、沖縄県民自身が語りたくないものも含めてであり、本土の人間の意識の外にあるものも含めてであろう。

 沖縄、特に戦後史を振り返ることは、現在の日本を見ることにつながると思うし、佐野さんもその意識を強く持ってこの本を書いたのではないかと(勝手ながら)思う。全654ページというけっこうなボリュームのある本だ。ちゃんと腰を落ち着けて読みたい。

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Number(11/13号)を読んで

 サッカー元日本代表監督、イビチャ・オシムのインタビュー記事に惹かれて「Number(11/13号)」を買った。

 オシムの記事は期待にたがわず面白かったが、それ以上に面白かったのは現在Jリーグで首位争いをしている大分トリニータのシャムスカ監督の記事だった。

 対戦相手を徹底的に分析する

 対策を選手に分かりやすい言葉で伝える

 フロントと一体化

 選手を尊重

 戦術は、システムありきではなく、選手ありきの発想

などなど。

 文字にすれば、特別なことのように思えないことばかりだ。

 ただ実際に、昨年までJ2への降格争いを演じていたチームを、一躍首位争いのできるチームにしたということは、上記のことをすごく徹底したのだろう。

 スポーツの世界の話を即ビジネスの世界の話につなげていいかどうか分からないが、資源にとぼしい中小企業にとっては参考になる話ではないかと思う。

 マーケティング用語のSWOT分析(外部環境と内部環境の分析)、中国の兵書「孫子」の言う「敵を知り己を知れば百戦あやうからず」、あるいは「汝自身を知れ」・・・、言い方は様々だが、言わんとするところは同じようなことのように思った。

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