「成功は一日で捨て去れ」を読んで
2次試験を終えて2週間。
ぼんやりした時間を過ごしている。
今日は「成功は一日で捨て去れ」(柳井正・著、新潮社)を読んだ。
柳井さんは、言うまでもなくファーストリテイリング(ユニクロ)の会長兼社長だ。
この本は、前著「一勝九敗」(新潮社)の続編と言える。
印象に残るのは、とにかく試行錯誤を繰り返していることだ。
もちろん、やみくもな試行錯誤ではなく、ある方向性をもったうえでのチャレンジであることが読んでいて分かる。
「失敗した」という言葉をためらわずに使っている点も印象的だ。
最後の方で、経営の本質をつく言葉として、ドラッカーの「企業の目的として有効な定義は一つしかない。すなわち、顧客の創造である。」を挙げている。
少しかみくだいて解釈すれば、お客に何を提供するのかを考えることが大事だ、ということだろう。
逆に言えば、お客に対する目線を忘れた時、その会社はその存在意義を失うのだし、場合によっては害をなすものになり下がると言える。
つまるところビジネスとは、需要あるところに供給を行う、ということなのだろう。
もっともその需要はなかなか顕在化されにくい。
だからこそ、会社が大きくなっても常に試行錯誤する姿勢が大事、という柳井さんの姿勢には説得力があるように思った。
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